三菱治所プロパティマネジメント株式会社
e-learningツール「ANGLE」
導入企業様の声

三菱地所プロパティマネジメント
株式会社様 導入事例

eラーニングツール「ANGLE」導入企業様の声

三菱治所プロパティマネジメント 国持さま 幅さま

三菱地所プロパティマネジメント株式会社様

お話しを伺った方:働き方改革推進部 国持 貴子様(写真左)・幅 愛弓 様(写真右)
※取材時のご所属
業種

不動産管理

導入されたコース 管理職版
受講規模 管理職層
INTERVIEW

課題
多様な背景を持つ社員が活躍するためには、
無意識バイアスの自覚と対処が必要

三菱地所プロパティマネジメントは、設立以来、会社の統合を繰り返してきた経緯があるため、多様な組織から多様なバックグラウンドを持つ人財が集まっている組織です。統合された企業はそれぞれに専門性が高く、中には男性しかいない職種も存在しておりました。
よって、会社が統合される度に、職種の統合や女性参画に向けた制度変更などを行っており、社員はその度に変更に対応してきました。
頭では理解していても、マインドまで一夜にして変更することは難しいので、社員の中にも多様な考えや価値観が存在していることは認識しておりました。

また、社員の人員構成においては、世代別で性別の偏りも存在します。例えば、40代以上の総合職における女性割合は少ないですが、20代では男女比が半々になるなど、若手~中堅層社員と管理職層以上の男女比の差異が大きいのも現状です。それは、2019年度から取り入れている「働きがいのある会社アンケート」の結果としても現れており、職種や年代、性別で調査結果に差異があり、現在の人員構成が組織風土に影響を与えていることはデータからも明らかでした。

こうした背景から、それぞれの違いを理解しあい、社員が活躍するためには、無意識のバイアスの存在を自覚し、対処する必要があると感じていました。

導入の理由
無意識バイアスは「認識すること」が難しい

私自身の話となりますが、入社して1年くらいで法務相談や取締役会の事務局を担当させていただき、とても光栄に思う反面、あんなに若い子に任せて大丈夫なのかと言われることもありました。私の力不足や経験の浅さをご心配下さったのだと思いますが、もしかしたら年齢や性別によるバイアスもあったかもしれません。
他方で、私自身も相手の年齢で経験やスキルを無意識に判断する癖があることを、無意識バイアス研修のトライアルを通じて自覚しました。企業において、こういったことは、実際にたくさん起きているのだと思います。

無意識バイアスという観点で、弊社の現状を振り返ってみると、若い世代の男女比率は半々くらいであるのに対し、管理職層になると男性比率が高くなる現状、また、当社では設立当時に入社した社員が定年を迎えつつあり、定年を越えても、活き活きと活躍し続けてもらいたいと考えているため、年齢や性別に関する無意識のバイアスを自覚し、対処する方法を導入したいと考えておりました。
まずは管理職層に受講を進めました。管理職層は多様な人を評価し、人員配置なども決めていくことになるため、無意識バイアスの対処が不可欠であると考えたためです。初めての取組みではありましたが、以前チェンジウェーブが提供する新世代エイジョカレッジ(*)という営業職女性向けの異業種プラットフォームに参加し、社内への好影響を実感した実績があるため、同社が提供するANGLEを導入することには安心感もありました。

 

*新世代エイジョカレッジ:http://eijyo.com/


ANGLE受講の成果 : ご担当者の声
事後アンケートでは、
受講者の9割が無意識バイアスのコントロールを実感

無意識バイアスのような認識しづらいものを学ぶことが出来たことは、管理職層にとって気づきとなり、よい機会となったと感じています。
受講者からの研修後アンケート結果を見ていると、「バイアスをコントロールできるようになった/ややできるようになった」は約9割にのぼり、「ご自身の行動が変化した/やや変化した」も75%の声があったので、受講者自身の無意識バイアスに気づいてもらう上では有効な研修であったと考えています。
また、受講者からは、「今回の研修で無意識バイアスに初めて気がついた」「自分にはないと思っていた」「以降はなるべく気をつけるように、発言や行動を振り返っていきたい」と言った声も寄せられました。本研修をまずは行動変容に向けたファーストステップとして、継続させていきたいと考えています。

受講者の声

三菱地所プロパティマネジメント株式会社 高橋さま

バイアスを実感し、
部下とのコミュニケーションにも変化がうまれた

大手町営業管理部 高橋宏幸 様

「(受講するまで)自分は大丈夫だろうな」と思っていました。
ところが、ANGLEの質問に答えていく中で、自分にもバイアスがあるのだなと気づかされ、驚きました。受講前は、「無意識バイアス」という言葉だけは知っている状態でしたが、受講後は年齢や性別などの具体的なイメージが湧くようになり、仕事のシチュエーションやコミュニケーションのポイントでも、気をつけるべき点が多々あると気づかされました。
現在17名の部下がおりますが、研修後は、意識的に部下の話を聞く頻度を増やし、また、丁寧に事実を確認するようになった結果、以前よりも部下の状況を詳細に把握できるようになったと感じています。
近年、会社が統合などで大きくなり、面識が無い社員も増えている中で本研修を受講したため、タイミングのよさもあり、管理職向けの研修として良い機会をいただいたと感じています。

関連資料・調査データ

ANGLEホワイトペーパーダウンロード

ANGLE ホワイトペーパー
無意識バイアス取扱説明書

ANGLEによる企業管理職の無意識バイアス調査結果とともに、アンコンシャス・バイアスをコントロールするためのポイントをまとめています。
企業で見られる無意識バイアスの課題

企業で見られるアンコンシャス・バイアスの課題

ANGLE導入企業の管理職・一般社員の受講者データとともに、その結果からみられる企業の課題を紹介します。

IATの信頼性とアンコンシャス・
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IATが最も信頼性の高い測定ツールとされる理由と、アンコンシャス・バイアスの効果的な対処法を掲載しています。

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