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e-learningツール「ANGLE」
導入企業様の声

セガサミーホールディングス株式会社様 導入事例

eラーニングツール「ANGLE」導入企業様の声

セガサミーホールディングス一木様

セガサミーホールディングス株式会社様

執行役員 サステナビリティ推進室 室長
一木 裕佳(いちき ゆか)様

※肩書は取材当時
業種

総合エンタテインメント企業

導入されたコース 管理職版10回
受講規模 グループ役員全員
INTERVIEW

課題
会社の文化や風土は、制度を整えるだけでは変わらない

ー ANGLEを導入する前の、御社の課題感をお教えいただけますか。
当社はCEO自らダイバーシティ&インクルージョンが経営の根幹であると発信してきました。またグループ全体でもHR変革ビジョン「多様性を活かす行動様式」「志と実力に応じた任免」「成果・貢献に応じた報酬」などの重点推進事項を掲げて、ダイバーシティを推進しています。
 ただ、業種柄、これまで男性社員の比率が高かったことは事実です。また、制度が充実していて働きやすい反面、アンコンシャス・バイアスの影響で、女性活躍をはじめとしたダイバーシティの推進が阻まれているのではないかという仮説をもっていました。具体的には、女性社員が働き続けられるようにはなっているものの、過配慮によって、機会提供やコミュニケーションに偏りがある可能性があるのではないかと考えていました。

会社の文化や風土というものは長年蓄積されてきたものですから、なかなかすぐに変わるものではありません。まずはそれぞれが自分の中にあるアンコンシャス・バイアスの存在に気づき、それをコントロールすること、それが自分たちの成長につながるという共通認識を持ってもらうことが大切ではないかと考えました。ダイバーシティ推進やアンコンシャス・バイアスへの対処は、座学でのインプットではなかなか腹落ちが難しい分野だと考えていたこともあり、社員に自分ごととして気づきを与えられるような研修の設計を検討していました。


導入の理由
動画を用いたコンテンツが魅力。具体的な事例でバーチャル体験が可能。

ー ANGLEの導入理由を教えていただけますか。
最大の魅力は、動画を用いたコンテンツで一種のバーチャル体験ができることだと思います。ANGLEでは、実際によくありそうな具体的事例が提示され、それに対して質問に答えていく流れになっています。ドラマ仕立ての動画や具体的な問いに答える中で、気づきがとても多く、通常の集合研修などに比べて、大事なポイントが記憶に残りやすいと感じました。

また、eラーニングツールでありつつも、多くのデータを取得できるところが魅力です。アンコンシャス・バイアスは目に見えないものであるため、時に空中論になりがちです。しかしANGLEでは、他社と自社の比較、自社内セグメント別比較など、様々な粒度で弊社の現在地を理解することができるため、今後のダイバーシティ推進を加速させるうえでも非常に有用だと思いました。

決め手として、受講者に負荷が少ないということも挙げられます。当グループでは多くの研修が行われているため、社員ができるだけ効率よく学べるものを探していました。ANGLEは1回の研修が10分で設計されていて、途中で止めて保存もできます。隙間時間にも進められるため、負担感が少ないのも決め手となりました。
実際に私も体験してみて、今後この研修を社内にスムーズに広げていくためにも、まずは組織の要となる役員層にアンコンシャス・バイアスの重要性を体感してもらうことが早道になると確信し、CEOも含めたグループ役員全員を対象にANGLEを導入することを決断しました。



ANGLE受講の成果 : ご担当者の声
「アンコンシャス・バイアス」が社内の共通言語に

ー 導入された後、どのような変化がありましたか。
当社ではサステナビリティの向上に向け、グループ従業員のさらなる意識醸成、理解促進を目的としたイベント「セガサミー・サステナブルウィークス」を2021年10月に開催し、その中の役員研修の1つとしてチェンジウェーブの佐々木代表によるANGLEの分析結果を踏まえた役員講演会を実施することにしました。事業セグメント別の分析結果から見える各社毎の課題についてズバッと、ご指摘いただきましたが、ユーモア溢れる解説を交えてお話しいただけたので、笑いも出る和やかな場となりました。
講演会の後半では、弊社CEOの里見と佐々木代表とのパネルディスカッションも実施していただき、当グループの現在地を数字で理解しながらも、これから目指す方向について示していくような仕立てにしましたので、役員層に納得感をもって受け止めていただけたのではないかと思います。そういった設計が功を奏し、アンコンシャス・バイアスは誰もが持っているものとして、抵抗感なく理解を深められたと考えています。
振り返りのアンケートでも「⼥性配慮の観点から思考を巡らすことが多く、それが逆に無意識バイアスだったと気づいた」「性別バイアスについては、⾃分が予想していたより偏りがあり、潜在的な認識に驚いた。冷静な⾃⼰分析・判断を出来るよう啓発していきたい」といった声が上がり、非常に実りのある研修となりました。

講演会開催後、CEOの里見より「HR変革推進のためにも、この講演を社員全員に動画で公開してはどうか?」という発案があり、全社公開することにしました。すると、予想をはるかに上回る動画再生回数があったのです。それほどまでに社員の関心も高く、アンコンシャス・バイアスを意識するキッカケが作れたのではないかと思います。
さらに、取締役会や社長定例会などの重要会議でも、自然に「アンコンシャス・バイアス」という言葉が聞かれるようになったのは大きな変化です

今後は、この取組みを広くグループ内で展開していく予定です。ダイバーシティは、突然数値的なゴールを示すだけで推進されていくものではありません。その方向性に共感する社員が増えることによって、一人ひとりの考え方が変わっていき、結果的に共創の文化が生まれ、会社が成長していく。それが風土を変えていくということなのではないでしょうか。
気がつけば5年後には驚くほどダイバーシティが進んでいる、そんな好循環を生みだしていきたいと考えています。

関連資料・調査データ

ANGLEホワイトペーパーダウンロード

ANGLE ホワイトペーパー
無意識バイアス取扱説明書

ANGLEによる企業管理職の無意識バイアス調査結果とともに、アンコンシャス・バイアスをコントロールするためのポイントをまとめています。
企業で見られる無意識バイアスの課題

企業で見られるアンコンシャス・バイアスの課題

ANGLE導入企業の管理職・一般社員の受講者データとともに、その結果からみられる企業の課題を紹介します。

IATの信頼性とアンコンシャス・
バイアスの効果的な対処法

IATが最も信頼性の高い測定ツールとされる理由と、アンコンシャス・バイアスの効果的な対処法を掲載しています。

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