ANGLE受講の成果 : ご担当者の声
バイアスを意識したコミュニケーションが生まれ、
上司層の意識改革が進んだと実感
ーANGLEを導入してくださった理由についてお聞かせください。
様々なメディアで取り上げられていた、ということもあるのですが…
当社はデータや数字できちんとファクトを示さないと腹落ちしていただけない方が多いんです。ANGLEは、個人のアンコンシャス・バイアスがデータで数値化されるので疑う点がなく、結果をスムーズに受け入れることができると感じました。コンテンツも脳科学や心理学をもとにしているので、信頼性があります。それがANGLEを選んだ一番の理由です。
また、受講者にアンケートを取ると、「定期的に刺激してほしい」という声にしばしば接します。無意識を自覚するには、継続的な刺激が必要で、その点にも対応できることがANGLEの魅力だと感じています。
―ANGLE受講後に具体的に見えた成果などがありましたらお聞かせください。
これまで2年にわたって「コーポレート」「事業」「生産技術・工場」「研究」「関係会社」などという区分で分析していただきました。
個人よりも組織区分での違いを比較した方がバイアス傾向の違いが明確であったからです。
受講した皆さんにフィードバックしたときも、「意外」という反応ではなく、「やっぱり」という受け止めがほとんどでした。なぜ組織によって傾向が異なるのか。この「なぜ」を考えるきっかけが生まれたことは、歓迎すべきポイントです。
部長層の意識にも変化が生まれ、コミュニケーションも変わってきました。女性社員に対する定期的なヒアリングの内容を伺ったところ「自身の思い込み」を実感されていた方もいました。例えば、社歴が長い女性の中に「管理職には興味がないのだろう」と考えていた社員がいた、というようなことです。しかし研修後は、「こうしたら登用できるかもしれない」という視点に変わったという例もあります。
もちろん、受講したすべての部長層に変化が生まれたわけではありませんが、この方々がアーリーアダプターになることで、変革の輪が広がることを期待しています。