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e-learningツール「ANGLE」
導入企業様の声

国立大学法人 東京工業大学様
導入事例

eラーニングツール「ANGLE」導入企業様の声

東工大ご担当者様

国立大学法人 東京工業大学様

理事・副学長・ダイバーシティ推進担当
桑田薫 様(写真左)

総務部 人事課 労務室長 
長内隆 様(写真右)

※肩書は取材当時
業種

学校教育

導入されたコース 管理職版7回
受講規模 執行部、部局長、事務管理職層等
INTERVIEW

課題
D&Iを日本の大学のムーブメントにし、
新しい価値の創造から未来をひらく

ー ダイバーシティ推進に取り組まれている背景や理由についてお聞かせください。
桑田様
ダイバーシティ推進は逃してはならない時流であり、きちんと理解しなくてはいけないと思います。現在、東京工業大学では、「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言」を掲げて、大学改革に向けた取り組みを加速させています。

本学は理工系の大学ですが、文理の枠を超え、多様な人がお互いを認め合いながら、新しい価値を生み出す校風を目指しています。

2018年に就任した益一哉学長は、変革のための基本方針として「東工大アクションプラン2018-2023」を表明しました。その第1項に掲げたのが、「創造性を育む多様化の推進」です。就任当初から、多様性を強く求めていたことになります。

かつて日本は、製造業で世界をリードしていましたが、巨大IT企業全盛の時代となったいまは、ビハインドが続いています。世界に遅れをとらないために、ダイバーシティ&インクルージョン(以下D&I)の環境からよりよい価値を生み出していきたい。さらに、この流れを本学から日本の大学全体のムーブメントに育てて、新しい時代を切りひらきたいのです。

まだ最初の一歩を踏み出したばかりですが、私たちは「TEAM東工大」として、職員、学生、卒業生が一丸となりD&Iを力強く推し進めていく決意でいます。


アンコンシャス・バイアスに取り組む理由
アンコンシャス・バイアスへの対処は、
D&Iの環境づくりへの第一歩

ーダイバーシティ推進の中でも、アンコンシャス・バイアスに注目された理由は何ですか?
桑田様
国籍、人種、宗教を問わず、様々な人が在籍しているのが大学です。ここに集うすべての人が快適に過ごすには、それぞれのバックグラウンドに配慮した物理的な整備が大切です。例えば、宗教によってはお祈りの場所をつくるなど、その人にとって不便がないようにしなければなりません。

そして、それと同時に、心の垣根を取り払う必要があります。バックグラウンドが異なれば感覚の相違が生まれる。お互いを尊重しあう、D&Iの環境を整えるうえで、そこが課題となると考えました。

長内様
心の垣根は、自分では気づかないこともあります。配慮のつもりでとった行動が、相手のチャンスを奪うことになったり、疎外感を与えたりすることもある。そこまで考えるのは実に難しいことですが、自分と相手の感覚が違うことを常に意識しておかなければなりません。

桑田様
D&Iを勉強するなかで、必ず目にとまるのが「アンコンシャス・バイアス」という言葉です。「誰にでもアンコンシャス・バイアスはあり、意識することで乗り越えられる」と、教科書的な本には書かれています。知見がある方からも、アンコンシャス・バイアスについて教わる機会が多く、課題の正体がそこにあることは承知していました。

もちろん自分にもバイアスはあるだろうという認識は持っていましたし、勉強もしていたので、私たちはアンコンシャス・バイアスのことを理解しているつもりでいたのです。

ところが、「自分のアンコンシャス・バイアスを知らずして、本当にわかっているといえるのか」といった問題提起を複数の先生からいただいきました。実は知らないことの方が多いのかもしれない。そう思ったときに、自習や知見を聞くだけでは不十分だと実感したのです。

本当の意味でアンコンシャス・バイアスを理解するためには、自身のバイアスを知ることは必要です。感覚や思考の偏りを認識して、改革を進めるメンバー同士がお互いを理解する。そしてバイアスを排除して正しく議論できるよう努めることが、D&I推進につながると考えました。

ANGLE受講の成果 : ご担当者の声
時間と場所に縛られず受講でき
同じ指標での相互理解が可能に

ーANGLEを導入してくださった理由についてお聞かせください。
桑田様
ANGLEは、学術的に裏づけられた方法論で指標が数値化されます。クリアで、自分のポジションを客観的に見られるところが魅力でした。さらに年齢バイアスと性別バイアスで区別して評価できる点もよかったですね。

改革を目指す者同士が感覚を合わせ、思い込みや偏見がないよう確認しながら議論を進めるために、今回、この研修を受けることは必然だったと感じています。

物理的な面で言えば、導入の決め手となったのは、好きな時間に受講できることです。大学の場合、全員での一斉受講は難しいですが、eラーニングで、時と場を選ばないのであれば、お忙しい先生方にも受講のお願いができます。

長内様
事務局として進捗管理をするうえで、管理者画面も見やすい。誰がどこまで受講したかを確認できるところもよいと感じました。管理者の使いやすさもメリットだと思います。
―ANGLE受講後に具体的に見えた成果などがありましたらお聞かせください。
桑田様
今回は、まず大学の執行部、部局長、事務のマネジメント層を中心に研修を受けてもらいました。
私も受講しましたが、自分の想像とは違う部分のバイアスが高く出たり、その逆もあったりして、驚きました。

受講後には結果を分析していただきましたが、一般企業とは異なる傾向が出ていて、大学特有の課題があることを確認することができたのです。こうしたご指摘を動画でいただき、振り返りができたことは、今後の運営にも役立つ大きな発見でした。

長内様
無自覚のなかにバイアスが潜んでいることを実感しました。思い込みは誰にでもある、と、受講を通して確信しました。自分を振り返ることができるので、これからの言動に活かしやすいですね。

桑田様
受講の成果を感じているという声は、私の耳にも届いています。
これまで女性の職員や学生に対する言動には気を遣っていたのですが、男性が多いという環境もあり、実は男子学生に対する配慮の視点がほとんどありませんでした。そうした中で長時間に及ぶ実験が行われていたりしたわけですが、いまでは研究室で「今日は遅くなっても大丈夫?」という確認が行われているところも出ています。
性別に関係なく、一人ひとりがそれぞれ事情を抱えているということを意識できるようになったのは、大きな収穫だと思います。

もう一つ、面白い変化がありました。受講直後に行われた議論では、「アンコンシャス・バイアス」という言葉が多く飛び交うようになったのです。そして「アンコンシャス・バイアスで不都合が生じているのであれば、是正しなければならない」といった文脈に展開されていく。先生方にとって、それだけANGLE研修のインパクトが大きく、新しい知識としてとらえてくださったのだと思います。これまで意識していなかったアンコンシャス・バイアスを認識してもらえたことは、大きな一歩です。


ANGLE導入後の展望
具体的な施策に展開させ、
ここから大学改革の機運をつくりたい

ーアンコンシャス・バイアス対処の取り組みについて、今後の展望をお聞かせください。

桑田様

本学のD&I推進は、これからが本番です。その一歩として、マネジメント層が自身のアンコンシャス・バイアスを理解して、認識を揃えることができました。改革を推進していくうえで、大きな前進になったと思います。

長内様
自分のアンコンシャス・バイアスを理解したことで、気づきが生まれました。今後の取り組みを考えるための土台ができたと感じます。

桑田様
これからは具体的な施策に展開して、変化を生んでいかなければなりません。組織の一部から始まった新しい考え方を全体に普及させ、本学が一丸となって変革につなげていく必要があります。

私たちはTEAM東工大として、他の大学を巻き込みながら大学改革の機運をつくっていきたい。さまざまなご意見やご指摘をいただきながら歩んでいかなければならないと思っています。

関連資料・調査データ

ANGLEホワイトペーパーダウンロード

ANGLE ホワイトペーパー
無意識バイアス取扱説明書

ANGLEによる企業管理職の無意識バイアス調査結果とともに、アンコンシャス・バイアスをコントロールするためのポイントをまとめています。
企業で見られる無意識バイアスの課題

企業で見られるアンコンシャス・バイアスの課題

ANGLE導入企業の管理職・一般社員の受講者データとともに、その結果からみられる企業の課題を紹介します。

IATの信頼性とアンコンシャス・
バイアスの効果的な対処法

IATが最も信頼性の高い測定ツールとされる理由と、アンコンシャス・バイアスの効果的な対処法を掲載しています。

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